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べにふうきとは
べにふうきとは1993年に野菜茶業研究所が育成したお茶の品種で、『メチル化カテキン』という、カテキン(ポリフェノールの一種であるフラボノイド類の一つです)の一種がたくさん含まれているお茶としてここ数年、各メディアで話題を集めています。
べにふうきはアッサム雑草の紅茶「べにほまれ」と香りの良いダージリンを交配して生まれたもので、「幻のお茶」としても知れられています。
べにふうきはもともと紅茶用に開発されたお茶のため、そのままでは「渋味」と「苦み」の強いお茶ですが、粉末状にすることで大変飲みやすく香り高い緑茶に仕上がりました。
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以下、2004年 02月 25日の「All About」 の記事からの引用です。
去年は「凍頂烏龍茶が花粉症に効く!」ということで、なぜか巷でとても盛りあがりました。
そもそも、凍頂烏龍茶がもてはやされた背景には、「べにふうき」という日本のお茶が、花粉症に非常に効果があるという研究が公表され、同様の成分が凍頂烏龍茶にも多少含まれているということが判明したからでした。
本来なら凍頂烏龍茶ではなく、「べにふうき」に人気が集まるはずであるのに、残念ながら「べにふうき」というお茶がまだ量産できる状態にないことから、少しでもいいから効果を試したいということで、凍頂烏龍茶にどどっと人が押し寄せた結果になり、どうでも良いような安い凍頂烏龍茶や、通常の品種と違うお茶、はたまた、凍頂烏龍茶とは呼べないお茶まで、凍頂烏龍茶として販売されるなど、その弊害があちこちで表面化し、純粋なお茶好きはそのあおりを受けるというひどい状況になってしまいました。それについては、ガイド記事で噂ばかり先行している状況に釘をさしたつもりでいますが、それでは、本家本元、凍頂烏龍茶に比べて、数倍以上もアレルギーを押さえるカテキンの含有量が多いといわれる「べにふうき」は、現在どのような状況なのでしょう。
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その後の状況を追ってみました。
そもそも「べにふうき」って?
去年の記事にも書きましたが、「べにふうき」は、独立行政法人 農業技術研究機構 野菜茶業研究所で育成され、1993年に命名登録された茶葉です。この茶は、もともと日本の「べにほまれ」と中国系の「ダージリン」を交配して作られた紅茶用の品種の茶樹です。
べにほまれ自体は、非常に歴史の古いお茶で、日本でも紅茶を作ろうという試みが行われた昭和初期の時代に、多田元吉という人がインドから持ち帰った種子を育て、その何世代目かに出来あがった優良な改良品種です。
アッサム種と呼ばれる大きな葉のお茶の木がベースになっており、従来の日本茶に比べてカテキンの含有量が多いことから、緑茶としては飲みにくく、紅茶用とされてきたものでした。
べにふうきが花粉症に効く理由
簡単に言ってしまうと、「べにふうき」に含まれているカテキンの1種、エピガロカテキン-3-O-(3-O-メチル)ガレート(EGCG3”Me)(通称メチル化テキン)や抗アレルギー成分のストリクチニンが、花粉症やアトピーなどのいわゆる「アレルギー症状」に対する改善効果をもつということです。さらに、「All About」2003年 03月 03日の記事からの引用です。
花粉症の人にはつらい季節になりました。週末丹沢付近をドライブしてきましたが、山肌の杉林から黄色い花粉が丸で煙のようにもくもくと上がっているのがあちこちに見受けられました。
ところで、ここに来て花粉症に効くお茶というのがいくつか話題に上るようになりました。そこで、いま一番注目されている花粉症対策のお茶「べにふうき」を取り上げてみました。
「べにふうき」は、独立行政法人 農業技術研究機構 野菜茶業研究所で育成され、1993年に命名登録された茶葉です。
この茶は、もともと日本の「べにほまれ」と中国系の「ダージリン」を交配して作られた紅茶用の茶葉で、緑茶として飲むにはやや渋味が強いという特長を持っているお茶なのです。
べにふうきの研究
独立行政法人 農業技術研究機構 野菜茶業研究所などで、1996年から2000年にかけて、アレルギー予防食品開発のための基礎研究が行われ、約40品種の茶葉について抗アレルギー作用を検定したところ、この「べにふうき」の中に含まれる渋味成分であるカテキンの1種、エピガロカテキン-3-O-(3-O-メチル)ガレート(EGCG3”Me)(通称メチルカテキン)や抗アレルギー成分のストリクチニンが、花粉症やアトピーなどのいわゆる「アレルギー症状」に対する改善効果をもつとことがわかりました。
べにふうきが花粉症緩和に
先日静岡で開催された世界O-CHAフォーラム2003(世界緑茶協会主催)でも、「べにふうき」について、この研究に関わった山本万里さん(野菜茶業研究所)が講演を行い、「昨年、花粉症の三十八人にこのお茶を飲んでもらい、半数に症状の緩和が見られたことから、「べにふうき」に多く含まれるメチルカテキン等がアレルギーを抑制する作用があると講演を行いました。
「アレルギーの初期の反応を抑制する物質」であるメチルカテキンと伴に、「原因となる抗体の産生を抑制する物質」であるストリクチニンの含有が認められるために、このお茶は注目されているといっても過言ではないでしょう。今後、100g1500円~2000円で市販が試みられるようです。
この「べにふうき」は、従来紅茶用に開発されてきましたが、メチルカテキンは紅茶を作る際に行う酸化・発酵工程で消滅してしまうことから、高温で釜炒りする方法を採用することで「渋み、苦み」を克服し、飲みやすい緑茶として加工されるようになりました。